娘の週末キッチンと秋の庭 — ハロウィン料理と紅葉のコキア、古町どんどんの一日

娘の週末キッチン：ハロウィンの食卓

10月の週末、娘のキッチンからハロウィンの香りが漂いました。
かぼちゃのムースにスカルチーズのパスタ、チーズスナックまで、遊び心いっぱいの食卓。
家の中がほんのり甘い香りに包まれ、季節を感じる幸せなひとときになりました。

秋の庭だより：コキアと秋の花、カマキリたち

秋の陽ざしがやわらかくなり、庭の色が少しずつ深まってきました。
夏の名残を感じながらも、足元にはリンドウやホトトギス、ミゾソバが咲きはじめ、季節の移ろいを知らせてくれます。
鉢植えのコキアは真紅に染まり、風にゆれる姿がまるで秋の炎のよう。
朝にはカマキリたちが静かに枝にとまり、庭の生命が秋の光に包まれています。

古町どんどん散歩：マンガの家へ向かう途中で

10月の休日、娘と電車で「マンガの家」へ向かう途中、古町で開催されていたイベント「古町どんどん」に立ち寄りました。
アーケードにはのれんが揺れ、ステージから音楽やダンスが流れ、通りは人の笑顔であふれていました。
お昼は露店でマグロとかにの丼ぶり、あんこう汁を味わいながら、秋の街のにぎわいを楽しみました。

おわりに

秋の記録を締めくくるのは、少し前の思い出と季節の名残たち。
5年前のハロウィンに娘が作ったミートパイ、そして今年2度咲いたクチナシの白い花。
庭の金木犀は今はもう花を落としましたが、あの香りが残る空気の中に、今年の秋が確かにありました。
振り返るたびに、季節のめぐりと家族の時間が重なっていくのを感じます。