糸状菌の力で土を団粒化する“菌ちゃん農法”。
枝や切り株の埋め方から、3か月待ちの理由、連作の目安まで——
わが家のポイントを写真とともにやさしく解説します。
■ 菌ちゃん農法とは?我が家の「実践メモ」
「菌ちゃん農法」は、剪定枝や落ち葉などの有機物を畑に埋設して糸状菌(きのこ由来の菌糸)を増やし、土を団粒構造に近づける栽培方法です。
わが家で実践しているシンプルな最小限の手順をメモにまとめます。
- 材料:剪定枝・切り株・落ち葉を10〜30cm程度にカット
- 埋設位置:畝の両側に埋め、中央に作物を植える
- 手順:埋設 → 灌水 → 黒マルチで被覆 → 約3か月待機
- 効果の狙い:糸状菌が有機物を分解し、団粒化で根張り・通気性・保水性のバランス向上
- 連作の目安:適切に維持すれば、同じ畝を3〜5年ほど使いやすい
■ 準備するもの
- 剪定枝・切り株・落ち葉(病害の疑いがないもの)
- 刃物(ノコギリ・剪定ばさみ)、スコップ、熊手
- 黒マルチ(被覆用)、ジョウロやホース(十分な灌水)
■ 手順(実践ベース)
- 材料を刻む:10〜30cmほどに。太い材は割って体積を抑える
- 埋設溝を作る:畝の両側に深さ20〜30cm目安の溝
- 材料を投入:溝に入れ、土を軽く戻す(詰め込み過ぎない)
- たっぷり灌水:分解のスタートとして水分を十分に
- 黒マルチで被覆:地温・湿度を保ち、約3か月待つ
- 作付け:中央に作物を植え/播種し、以降は通常管理
■ 実践の記録まとめ
日付 見出し
8/20(水)寄せ植えの手入れと”夜の運搬”
8/21(木)伐採木の移動つづきと”白いもの”
■ 運用のコツ
- 入れすぎ注意(嫌気状態になる)
- 水は最初しっかり
- 年1回軽く補充
- 3〜5年を目安に更新
■ 注意点
- 病害の疑いがある枝・木は埋めない(持ち込みリスク回避)
- 肉・乳製品・生ゴミは害獣・害虫の原因になるため埋めない
- 既存樹木の太根を傷めない位置で作業する
■ よくある質問
Q1. 待機期間は必ず3か月?
→ 目安です。気温・湿度・材料の太さで変動。白い菌の広がりや団粒化の進み具合を見て判断
Q2. どの野菜でも相性は良い?
→ 多くの作物で「根張りの良さ」を実感しやすいが、過湿に弱い作物は初期の水分過多に注意
Q3. 材料は細かいほど良い?
→ 細かすぎると詰まりやすい。10〜30cm程度の「通気が保てるサイズ感」を推奨
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