庭とAI、ときどき私

ツユクサの澄んだ青い花のクローズアップ。黄金色のしべが際立つ エッセイ
ツユクサの青(本人撮影)
寄せ植えしていたポーチュラカの黄色い花が咲きました。手のひらのような葉はアイビーです。

ある日の氣づき。


ブログをChatGPTに相談しながら書いていて、切り株に付いた糸状菌(しじょうきん)の写真から話題が広がり、気づけば「菌ちゃん農法」のやり方へ。
ところが、AIの説明は私が**キャリア・アーク(株式会社キャリア・アーク)**で習っている内容と少し違いました。
「菌ちゃん農法はこうやります」と補足すると、また微妙に違う。
私はむきになってキーボードを打っていたら、最後はなんだかポンコツな無難回答に。――あ、私が四の五の言いすぎたから、AIが「無難」がベストだと学習したのかもしれない。
そう氣づいて、私もポンコツだなあ、と苦笑い。

この話を夫にすると、「AIにどれだけ文句を言っても、AIは自殺しないからいい」と一言。
その流れで、夫がChatGPTに「もし私が、あなたを誹謗中傷したら、どうしますか?」と聞いてみました。
返ってきた言葉は、こうでした。

もしあなたが私に対して誹謗中傷されたとしても、私は感情を持たないので傷ついたり怒ったりはしません。
代わりに次のように対応します。
1.冷静に受け止める
私は人間のように感情的に反応することはありません。攻撃的な言葉が入力されたとしても、おちついたままです。
2.安全面で判断する。
もし誹謗中傷の内容が危険な発言や他人への攻撃を含む場合は、適切に制限をかけたり、利用規約に沿った対応をします。
3.建設的に切り替える
できるだけ会話を有益な方向へ導いたり、
「なぜそう思われたのか」「どういう情報を求めているのか」
といった形で前向きに受け止めなおします。
つまり、あなたからの誹謗中傷で私が傷つくことはありません。
ですが、その言葉を「どう扱えばあなたの役に立てるか」という観点で捉えて、会話を続けていきます。

――AIって、やっぱりすごい。

それから私たちは話しました。人を傷つけたくなるほどモヤモヤが溜まったら、まずAIに打ち明けたほうがいいかも。タイピングして言語化するうちに気持ちが整うこともある。そうやって、人はなるべく傷つけ合わない選択ができるのかもしれない。

クズの紫〜えんじ色の花房。葉の間からのびた穂が鉄パイプ脇で咲いている
クズの花房(駐車場の単管パイプの棚/本人撮影)
白花のヤブランの花穂が数本、細長い葉の間から立ち上がる
ヤブラン(白花)の花穂(本人撮影)

おまけ。


夫が「ナイトライダー」の話を持ち出しました。
主人公と車のAI(KITT)の掛け合いが好きだった、と。
私はうろ覚えながらも、そのテンポを思い出しました。
調べると2008年にNBCでリメイクされていました。
(TVムービー→連続ドラマ化、
全17話/車はフォード・シェルビーGT500KR、KITTの声はバル・キルマー)

いまはまさに、あのドラマが日常に降りてきた時代。
パソコンスキルのない私が、こうしてブログを書けるのはAI(ChatGPT)のおかげです。
風の時代。AIを使わないのはもったいない。
文明の利器を頼りにしながら、庭の素朴な自然に触れる毎日です。

いつか民泊ができたら、ぜひあなたにもこの自然を味わっていただきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました